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部長挨拶

 

 

 

東海大学医学部剣道部顧問

形成外科教授 宮坂 宗男

 

  

 

 東海大学医学部剣道部は、昭和50年東海大学医学部で最初にできた運動部です。当時一期生の中瀬古君(第2代医学部同窓会長)の提案で一期生約14名、二期生5名で文武両道を重んじ、剣道をしたいという有志が集まり、微生物学小澤教授から東海大学に申請していただき承認されました。小澤先生(剣道部 顧問)から監督として岡島先生を推薦していただき、一期生の西君(二段)が初代主将となりました。副主将として、私と小沢君が選ばれました。当時剣道の練習場がありませんでしたので、伊勢原警察の道場をお借りしたこともありました。夏休みには、妻恋村の廃校校舎、勝浦の武道館にて合宿を行いました。昭和52年に当時医学部の伊藤元明助教授(元全日本医師剣道連盟幹事長)からの推挙もあり記念すべき第20回秋季関東医師薬獣医剣道(参加校36校)を湘南校舎総合体育館にて開催いたしました。私は、大会実行委員長としてこの大会の運営にあたりましたが、大会役員として大会名誉会長:松前重義総長、会長:小澤教授(医学部)、顧問:井上・小柳津教授(体育学部)、また医学部および湘南校舎の各運動部や多くの方々のご支援とご協力を得ることができました。更に本大会でベストエイトに入る好成績を残し無事大会を終了できました。大会では、松前重義総長が開会の辞を述べられました。「————日常、特に勉学に多忙な学生諸君が、剣道を通じて心身の鍛錬に努力され、その成果を本大会において発揮せんものと、関東各地から参集された選手各位にたいし、心からなる敬意を表すものであります。ご存知の様に、剣道とは人間形成の一手段として、一本の剣先に己の全精魂を傾けて他と技を競う競技でありまして、柔道とともに、日本古来から最も伝統ある武道であります。さて、武道において最も大切なのは、その根底に潜む心の追究でありまして、そのためにも、常に己の心を正しく保つことが肝要であります。私は、絶えず学生諸君に申し上げています。

 

若き日に 汝の思想を培え

 

若き日に 汝の体軀を養え

 

若き日に 汝の智能を磨け

 

若き日に 汝の希望を星に繋げ

 

 どうか学生である選手諸君、きみたちは武道の本質をよくわきまえ、技のみに走ることなく、日頃より研鑽された心の剣道を展開され、本大会が今まで以上に、より実りのある大会として有終の美を飾られんことを、切に期待するものであります。終わりに、大会役員各位の熱心な努力に対し、衷心よりお礼申し上げて、開会のご挨拶と致します。」

 東海大学医学部剣道部顧問は、小沢教授から山崎精神科教授、市川小児科教授と引き継がれて、部員は健康科学部(看護学科・社会福祉学科)、文学部等も加わり発展してきました。2013年の春季関東医科系大学女子剣道大会・参加校22校(主幹:東海大学医学部剣道部)では優勝することができました。この様に多様なパックボーンを持つ部員が同様の目標のしたに切磋琢磨し、刺激し合う環境が東海大学医学部剣道部にはあります。

 

 

 

東海大学医学部剣道部西主将の選手宣誓
東海大学医学部剣道部西主将の選手宣誓
松前重義総長挨拶
松前重義総長挨拶